二足のわらじ~薬剤師×キャリアコンサルタント~

医療・薬局業界、キャリア形成、会社経営などに関する情報をお届けします。

どうも、薬剤師×キャリアコンサルタントのたねちゃんです。
よければはじめにプロフィールをご覧ください。

たねちゃんです。

前回、前々回に近い内容で今回も綴ろうと思います。

ちなみに一つ前の投稿はこちら↓です。

解散や喧嘩別れの際に「方向性の違い」が理由だとしばしば耳にします。

では方向性の違いとは具体的にどのような流れで言い争いに発展してしまうのか、まだ事業などで揉めた経験のない方にお伝えしようと思います。


薬局の共同経営を例にします。

たねちゃんの後輩でも同級生同士でしていたり、他にも先輩後輩で行っているとちらほら聞くのでさほど珍しくはないはずです。


Aはバリバリ金儲け主義、Bはザ・医療従事者みたく明らかにカラーが違えばそりが合わなくなるのもイメージしやすいのですが、きっぱりと考え方が違えばおそらく一緒にしようとはなりません。

むしろ注意すべきはある程度波長が合うパターンではないでしょうか。


ウマが合うとどことなくお互い知った気になってしまいます。


「こんな薬局ができたらいいよな」

「一緒に仕事ができたら面白そう!」



お酒が入っていたりすると盛り上がりも助長されそうです。

始まる前はこれで良くてもいざスタートを切ると細かな意見が食い違い、それが積もれば最悪関係の解消に繋がります。


挙げるとキリもなさそうですが薬剤師業務の一つ、錠剤のピッキングを取り上げてみます。

上のリンクにある通り、シートを切って渡す場合には色んな考え方があります。


強いこだわりがなければ鞘に収めるだけで済みます。

絶対これでなくてはならないと言うほどでもなければ、言い争いを避けたく一方が飲み込んでしまったりもするのではないでしょうか。


しかし「塵も積もれば山となる」で色んな点でかみ合わないと大爆発、結局どうしたいのか?と大きなテーマに行き着きます。

そして当初想像した理想の薬局像はぼんやりとはあったものの、すり合わせ不足だったと感じることでしょう。


大問題に発展したケースはまだありませんが、たねちゃんが誰かと何かをやろうとして方向性が違うとなったのは大半がこのような流れでした。


アイデア出しや情報発信ぐらいでお金が発生しないならまだマシです。

一緒にそれらをしないとなるだけで、人間関係がどうこうなるまではさすがに至りにくいと思います。


一方で薬局経営のように箱を作ってからでは取り返しがつきにくくなります。

多額の初期投資など事が大きい場合にはあらかじめ清算の仕方まで話し合ったほうがいいと思います。


誰かと何かを行って、成果を上げ、それを続けるのは難しい…


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

前回の内容に続いて、今日は思考も重要だけどやはり行動も必要で、それはやってみないと分からなかったりするものだというのを実体験から書こうと思います。

上の記事で紹介したX(Twitter)でのスペースは1年弱やってみました。

それと最近の大きなチャレンジはM-1グランプリ出場です。

結果は惨敗でしたがやり切ったので後悔はありません。

紹介したどちらも上手くいったとは言い難く、このように誰かと一緒に取り組むのには共通認識があったほうがいいとの主張が一本前の投稿です。


しかし実際にはなりたい姿など先を考えるにあたり、行動してみないと分からないこともあるのではないかと感じています。

コミットしたいのなら向き不向きを事前に知っておいたほうがいいため尚更です。

思考を深めるのは大事な過程ですが、閉じこもって手を動かさなければ何も形にはなりません。


ある連載の仕事はやらなければわからなかったと実感しました。


当ブログは夢の商業出版に向けて書くスキルを錆びさせないためにも継続しています。

またコラムの執筆なども担当できたらと初めの方から考えていました。


それが叶って、今出版業界では有名どころの媒体で月に一本、800字ほどの記事を書かせてもらっています。

たねちゃんが出版関係でその時書きたいと思ったテーマを自由に選んでいいという何とも贅沢な依頼です。


にも関わらず、三回目の原稿から想像以上に締め切りを追われる感覚を味わっています。

ブログで3日に一回投稿を欠かさずやってきて期限にも慣れているはず、と思いきやどこか窮屈に感じてしまいました。


作家が締め切り間際に慌てているのはわざわざ調査しなくとも、もはや一般のイメージとして存在するものです。

だからこそ今回は連載を担当してみないと得られなかっただろうと思いました。


これも繰り返しになりますが行動にリスクが伴わないのであれば、まずは軽く動いてみるのをお勧めします。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

先日、長らく続けてきたスペースでの発信を終了しました。
スペース終了アナウンス
揉めたわけではなく、今後どのようにするかを相棒と方向性を話し合って閉じることとしました。


そもそも事の発端は、たねちゃんがあるラジオを聞いて興味を持ったからです。

上の記事で触れている通り、作家早見和真さんの学生時代のアルバイト先の上下関係でかつて放送していた番組があり、それで憧れを抱きました。


今日の記事は憧れはキャリアを考えるきっかけにはいいけれど、やはり目的などのその先を考えたほうがいいというのが趣旨です。

先週にある有名な書店に行って話を聞き、憧れと目的について触れたため再三扱っていそうなテーマですがまた綴ろうと思いました。

目的なくして

目的と言わずとも目指すべき姿、ビジョンは誰かと動くのならあったほうがいいのは明白です。

成り立たないことはないけど例えばお金になりにくい、芽が出るまで耐える時期はこれらが共有できていないと継続しにくいのではないでしょうか。


一人で、それもボランティアでもいいならまだ続けられるかもしれませんが、人を巻き込むとなると方向性がバラバラでは支障は出やすい状況にあると考えます。


こないだ伺った本屋の店主は


「うちに来て、こんなおしゃれな本屋をしたいと出来上がった結果だけを見て言ってもらっても、そこに想い、どんなことがしたいかがないと利益率が低く成り立ちにくいためビジネスとして考えているなら何も言えなくなる」


といったことを言われました。

たねちゃんのスペースも憧れたはいいけれど、その先がふわっとしていてぼやかしたままだったため、結局のところ核心に触れざるを得なくなったのだと思います。


これらの出来事から興味の発端に憧れという感情は悪くないものの、それ止まりだと結果も出にくく、そしてせっかくなら契機として深掘りするといいのではないかと感じています。

他事業への展開に向けて調査を行っている最中のため、焦る気持ちを抑えて目的なども考えながら進めていこうと思います。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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