二足のわらじ~薬剤師×キャリアコンサルタント~

医療・薬局業界、キャリア形成、会社経営などに関する情報をお届けします。 *本の紹介等広告を含む記事があります。

どうも、薬剤師×キャリアコンサルタントのたねちゃんです。
よければはじめにプロフィールをご覧ください。

2021年09月

たねちゃんです。

先々月の記事で懐かしの遊戯王カードについて触れました。

そしてこの遊戯王カード、ついに買い取ってもらうことを決めたのです。


小学校6年生のたねちゃんがせっせと集めた品々。

手放すとなると惜しい気持ちも湧いてきたのですが、ずっと持っていても使い道もないため意を決して査定に向かいました。
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さらに実家を整理してもらったらポケモンカードも色々と出てきたためそれも一緒に持っていきました。


例えば初期のブラックマジシャン、美品だと販売価格は5万円とも見かけ正直期待ははち切れんばかり。

素人目に見てもキズやかすれが若干あるものの、初期のレアカードはほとんどファイリングしていたため、全部が高額とまではいかなくともかき集めると相当になると思い込んでいました。


そう、期待という名の風船はあまりに膨らみ過ぎていたのです。


ネットか実店舗、どっちがいいのか迷って、買取価格の高そうな店舗を調べて持っていきました。


土砂降りの雨の日。

濡れては台無しと、カードを第一に考えて自分が濡れるのも厭わず店舗に無事運び込むと、カードの多さにかなり時間がかかると言われました。


カードショップに数時間いてもすることもありません。

仕方なしに査定が終わる頃を見計らって再度お店に伺うことに。


階段を再び上っていると、朝来た時の高揚感が不思議と嫌な予感に変わりました。


「まさか驚くほど低い金額、だなんてことはないよな…」


そうしてカウンターの前に立って査定の結果を聞きたいと申し出ると、あっさりした面持ちで金額を伝えられました。


「えっ…」


喉が詰まったかのように言葉が出ませんでした。

絶句とはまさにこのことです。

なんと査定額は10万円を下回っていたのです。


おろおろしながら内訳を聞くと、高額カードはちらほらあったのですがさすがは小学生。

綺麗に保管していたつもりでもキズがついているものも多く、査定額に大きく影響してしまったようでした。


今更20年前のたねちゃんを責める気にもなれず、得意の値段交渉に移ろうにも先方が見落としていたカード数枚を足してもようやく10万円を超えたぐらい。

何百円アップしかできないと言われ、意気消沈です。


「遊戯王カードだけじゃなくてポケモンカードもあるのに…」


と心の中でぼやいてみてもどうにもなりそうにないため、さすがに納得できずに一旦持ち帰ることにしました。


カードショップの方々、手間ばかりおかけしてその節はすいませんでした。

ただここで持ち帰って結果オーライだったのです。


後日、同じく高額で買い取ってくれそうなネット買取に査定を依頼することに。

どこで買い取ってもさすがに数倍にはならない、と店頭の方にも言われたため、そこまで期待していませんでしたが諦めきれない気持ちもありました。


そして買取キットなるものが届いて梱包して郵送し、なかなか出ない査定に焦らされながらついに先日、待望の査定結果が!















遊戯王カード査定結果
なんとも反応しづらい差ですが、2万5千円以上買取額がアップしたなら儲けものでしょう。

お店で一度査定してもらったおかげでサクッと決断できました。


長くなりましたが強いて教訓的なものをあげると相見積もりは大事といったところでしょうか(笑)

とはいえカードで一攫千金という夢は泡となって消えたため、地道に仕事を頑張ろうかと思います。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

アポイントや会食の後の御礼。

できるビジネスマンというのも定義によりますが、周囲から仕事ができると言われるような方は御礼をしっかりされている割合が高いと思います。

そしてその御礼にも一工夫が施されていたりもします。
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こういったできるビジネスマンの御礼を紹介しようと考えた矢先、いきなり真似ができるかといえばそうでもない気がしました。


「なぜだろう…」



ビジネス書やネット記事でもその類いの情報はあふれているのに、いざ習得となるとハードルに感じる背景を考察すると段階を経ていないからだと考えがまとまりました。


そこで相手に気持ちが伝わる良い御礼ができるようになるまでのステップを今日は紹介していきたいと思います。

①御礼の習慣を身につける

②手書きの活用

③相手に合わせた御礼


①御礼の習慣を身につける

相手にいい印象を与えたり気持ちの伝わる御礼をするには、御礼の習慣ありきだと思います。

そのためまず最初のステップになるだろうと考えたのが、とにかく何かあったら自分から御礼のメールを送るという土台作りです。


アポイントがあったら当日中、夜の会食なら翌朝相手に見てもらえるように御礼を送る。


メールや電子メッセージなら尚更タイミングが大事になります。

極端な話、アポイントや会食から数日後になるなら逆効果にもなりかねません。


基本的な部分ですがこれをきっちりできる習慣が身についていないのに手紙や葉書を活用するのは無理があるのではないでしょうか。

②手書きの活用

御礼の習慣が身についたなら、たまには手紙や葉書を活用するのもいいかもしれません。

これだけネットが普及していて今更手書き?と思われたからもしれませんが、手書きにはアナログならではの温かみがあります。


相手が手書きを活用されている方なら尚更気持ちが伝わると思います。

なぜなら手書きはメールよりも手間がかかり、受け取り手がその手間を理解しているからです。


速さではメールに劣りますが、特に相手に感謝の気持ちを伝えたいと思うことがあれば一度ペンを執ってみてはいかがでしょうか。

③相手に合わせた御礼

手書きにもある程度慣れてきたならオーダーメイド的な御礼を行う、これが最終ステップです。


相手を思い浮かべて封筒や便箋を使い分けたり、値段に関わらず物を添えてみたり。

御礼をしてもらって感動したと印象に残るのはきっとこのステップなのだとたねちゃんは思います。


メールがいいのか手書きがいいのか、手書きなら便箋、葉書、はたまた一言メモのどれが良さそうなのか、さらにプラスαするのか。


できるビジネスマンと言われる方はこれらの使い分けが上手です。

決してメールでの御礼を軽視しておらず、場面に応じて変えられています。


①御礼の習慣を身につける

②手書きの活用

③相手に合わせた御礼



以上、御礼のスリーステップを紹介させてもらいました。


できるビジネスマンを目指すのであれば報連相は基本中の基本です。

早速手書きを使ってみようというのもいいのですが背伸びせずにステップ①習慣を身につけるところがスタートになるのだと思います。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

今回はキャリコンらしからぬ、長時間労働を助長するかのタイトルを付けました。


独立したら…と独立前に思い描いていた姿と、独立後に感じるギャップは様々です。

その内の一つに経営者の労働量はあると思います。


経営者は見えないところでも意外と仕事をしていると、かなり前の記事でも取り上げたことがありました。

アポイントメントのような広義の「仕事」を含めると、長時間労働は日常茶飯事です。


勤めの人皆に残業なしでむやみやたらに長時間労働をしたほうがいいと勧めたいのでは決してありません。

あくまで経営者になりたいのなら、経営者になった際にはハードワークが多いから長時間労働に抵抗をなくしておくのも一つなのではないか、ぐらいの主張です。


とはいえそんなぬるいことを言っていたら、一流経営者への道は閉ざされてしまうのでしょうか。

「小さな会社★儲けのルール」という上記書籍の中で、弱者の時間戦略という章で次のように記されています。
成功者はみんな結果的に長時間労働をしている

 企業調査会社のサラリーマン時代を含め、わたしはいままで1万社くらいの企業を見てきました。
 この会社はすごいなあと思ったら、その会社の社長に「朝何時に来てますか?」「日曜、祭日はどうしてますか?」と1000社は聞きましたね。いまでは、社長の労働時間をきけば経営内容を想定することができるくらいです。
(中略)
26歳で株式上場、インターネットの企画営業会社「サイバーエージェント」の藤田社長も創業期は週間110時間労働でいまも休みなし。

*本書277-278ページより引用
ここまではやりすぎだと思いますが、ある程度の長時間労働を許容できるように独立前から体を慣らしおけばギャップは少なくなると思います。

追い込む際にはくれぐれも体調に気を付けてください。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

今日は「素直さ」をテーマとして取り扱ってみます。


船井総研の創業者である船井幸雄氏は、成功の3条件として次の3つを挙げられています。

①勉強好き
②素直
③プラス発想


有名なので知っている方も多いとは思います。

ここで3つをよく見てみると、勉強好きやプラス発想というのはイメージが付きやすいのですが、素直がどうも想像しにくいようにも感じました。


言葉の定義を知るにはいつもWebの辞書を頼っているので今回も「素直」で早速検索をかけます。
1.ありのままで、飾り気のないさま。素朴。
2.性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。
goo国語辞書より
これでもまだ何となくスッキリしないため、いくつか調べるとフィットする記事が見つかりました。

上のリンクの中では、素直とは、「性格や態度がひねくれておらず、他人の言動などを逆らわずに受け入れるさま」と述べられています。

そして逆らわずに受け入れられるという点でいえば、すぐに謝罪できる方が当てはまるのではないかと考えました。


何かを指摘してすぐに「ごめん!」と謝れる人は素直ではない、というのは否定しにく気もします。

逆になかなか非を認めない人=素直ではないのも腑に落ちるとも感じました。


素直の対義語も調べてみると、「頑な、ひねくれ、意地っ張り、意固地、強情」等とも表現されることから、大方間違ってはいないと思います。

成功に必要な素直さを身につけたいなら、非を認めてすぐ謝るのも有効かもしれません。


先日、たねちゃんより年長の事務さんにある依頼をして、その御礼でLINEにて「ありがとう!」と、無意識に友達感覚丸出しの連絡を送ってしまいました。

これはいかんとすぐさま謝罪を送ると、「フランクに送ってもらえたかと思ったのに…」と言われ、返って謝罪が逆効果に。

謝るにも時と場合の見極めが大事ということでしょうか。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

今回はだいぶパンチの効いたタイトルにしましたが、中身を見ると伝わるかと思っています。


薬剤師としての今後のキャリアに役立つか否かを前提とし、いたほうが良さそうなのか、そうでない感じなのかを綴っていきたいと思います。


少し前のブログで退職の理由としては賃金や人間関係が多いと紹介しました。

給与が自分にとって満足がいかないのも、職場の雰囲気がギスギスしていたら嫌なのも納得できますが、退職したほうがいいのかは冷静になって考えたほうがいいも気もしています。

それは薬局の採用状況が徐々に変化しつつあるからです。

具体的にいうと年収の相場がガクッと下がっていたり、派遣の受け入れ先が減っていることからも十分変化は感じれるかと思います。


ではいたほうがいいと思える薬局は何なのでしょうか?

一つの切り口として「新しいことに取り組めているかどうか」は判断軸になると思います。


当たり前すぎると感じたかもしれませんが、調剤薬局のビジネスモデルは立地に大きく依存していて、その変化というのは決して激しい業態ではありません。

それが近年、在宅や服薬フォローといった対人業務、オンライン服薬指導やオンライン資格確認と徐々に変化が浮き彫りになってきました。


たねちゃんがよく情報交換をする、特に同じ立場の後継者の方々は長い目で薬局経営を考えている分、取り組みレベルに違いはあれど少なくとも意識して、何かしらのアクションを起こしている方ばかりです。

逆に医薬品卸の担当者、MSにオンライン服薬指導やオンライン資格確認の導入状況などを聞いても、全くノータッチの薬局さんもあったりします。


これは経営者の考えなので否定するつもりもさらさらありませんが、新しいことに取り組まずに変化が起きないのは居心地の良さを感じる一方で、他の薬局や業界の水準と比較すると劣ってしまう可能性も高くなります。

結果としてはスキルを磨けていない分、転職しにくさに繋がったりするかもしれません。


反対に新しいことに取り組んでいる薬局さんはそれだけ生き残りを必死に考えているともとれるのではないでしょうか?

変化を早めに捉えて対応しようという姿勢がイコール「新しいことへの取り組み」なのであって、そのような薬局ならば薬剤師としての今後を考えるとキャリアに役立つと感じています。


変化が起こらないからと安心していて、いざちょっとのきっかけで転職を考えた時に


「こんなに転職が厳しいなんて…」


とならないように自分で情報収集するのも大切です。


とにかく新しいことをやろうとする経営者は面倒な存在に思われがちですが、薬局の今後を考えているからこその取り組みだと少しでも伝わっていれば幸いです。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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