たねちゃんです。
「薬局×本屋」のオープンまで残り約1ヶ月となりました。
保健所の立ち入り検査も終わり、いよいよ準備も大詰めです。
今日は少しいやらしい話、「値引き交渉」について。
分包機や調剤棚、鑑査システム、内装工事、看板、本棚。
何もかも新しく作ったり入れたりするのでお金は当然かかります。
物品の購入やサービスを依頼をする際、見積もりをとって値段をみて交渉して、再度見積もりを出し直して合意する、こんな流れが大半かと思います。
ここで1つ有効なのが「ドア・イン・ザ・フェイス」です。
最初に無理な大幅値引きを頼んでみて、それからこれぐらいまで落としたい、という本音のお願いをすると承諾が得られやすくなる、心理学を活用したテクニックです。
そもそもいつも思うのですが、価格なんてあってないようなもの、最初の見積もり通りなんてことはまずありません。(ややこしい交渉がたねちゃんだけなら業者さん、本当にありがとうございます。)
つまり、それだけ「値引き」が常態化しているように感じています。
しかし、たねちゃんのような二代目だと、業者さんが舐めてかかってくることも少なくありません。
そしてこちらも年上の方に、何度も価格交渉するのに気が引けることもあり、交渉術にも長けてないためどこが値引きできそうか、見当がつかないこともあります。
では単に、頑張ってくれ!とだけいうのかといえばそうではありません。
「これ以上は難しいです…」
こう返されてしまうと何とも言い返しにくくなります。
そこを何とか、といっても、雀の涙程度の値引きでは交渉している時間を考えれば割に合いません。
そこでたねちゃんが使うのが、二代目ならではのセリフです。
「社長が厳しいと言っている」
「これだとおそらく社長がオッケーを出さない」
要するに先代を引き合いに出します。
ほとんどたねちゃんが実権を握っているけど最終的なGOサインは先代が出す、なので先代がNGと言っていると伝えるのです。
だったらたねちゃんを飛び越えて社長に直接交渉、といきたくても現場に先代は顔を出さない状況なので必然的にたねちゃんと話さざるを得ません。
予算の兼ね合いがあるため、本当にダメだと言われるケースもあります。
けど、担当者とのやりとりで何度も直に値引きをお願いするより、第三者をかませた方が何となく言いやすくもなるように感じています。
言うだけはタダ、と思っていても何回も値段交渉はしづらいものです。
なので二代目経営者の方、「切り出しにくい時は先代を!」、価格交渉で困った際に思い出してもらえたら嬉しいです!
値引きをされなければ利益が高く出る、値引きをされても得したように思わせれる。
最初の価格設定が高いと色々メリットがあるのかもしれませんが、
「もうこれ以上はできません!!」
と見積もりを持ってきてもらった方が楽なのに、と思ってしまいます。
それでも一度は値引きを頼んでしまいそうですが(笑)。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「薬局×本屋」のオープンまで残り約1ヶ月となりました。
保健所の立ち入り検査も終わり、いよいよ準備も大詰めです。
今日は少しいやらしい話、「値引き交渉」について。
分包機や調剤棚、鑑査システム、内装工事、看板、本棚。
何もかも新しく作ったり入れたりするのでお金は当然かかります。
物品の購入やサービスを依頼をする際、見積もりをとって値段をみて交渉して、再度見積もりを出し直して合意する、こんな流れが大半かと思います。
ここで1つ有効なのが「ドア・イン・ザ・フェイス」です。
最初に無理な大幅値引きを頼んでみて、それからこれぐらいまで落としたい、という本音のお願いをすると承諾が得られやすくなる、心理学を活用したテクニックです。
そもそもいつも思うのですが、価格なんてあってないようなもの、最初の見積もり通りなんてことはまずありません。(ややこしい交渉がたねちゃんだけなら業者さん、本当にありがとうございます。)
つまり、それだけ「値引き」が常態化しているように感じています。
しかし、たねちゃんのような二代目だと、業者さんが舐めてかかってくることも少なくありません。
そしてこちらも年上の方に、何度も価格交渉するのに気が引けることもあり、交渉術にも長けてないためどこが値引きできそうか、見当がつかないこともあります。
では単に、頑張ってくれ!とだけいうのかといえばそうではありません。
「これ以上は難しいです…」
こう返されてしまうと何とも言い返しにくくなります。
そこを何とか、といっても、雀の涙程度の値引きでは交渉している時間を考えれば割に合いません。
そこでたねちゃんが使うのが、二代目ならではのセリフです。
「社長が厳しいと言っている」
「これだとおそらく社長がオッケーを出さない」
要するに先代を引き合いに出します。
ほとんどたねちゃんが実権を握っているけど最終的なGOサインは先代が出す、なので先代がNGと言っていると伝えるのです。
だったらたねちゃんを飛び越えて社長に直接交渉、といきたくても現場に先代は顔を出さない状況なので必然的にたねちゃんと話さざるを得ません。
予算の兼ね合いがあるため、本当にダメだと言われるケースもあります。
けど、担当者とのやりとりで何度も直に値引きをお願いするより、第三者をかませた方が何となく言いやすくもなるように感じています。
言うだけはタダ、と思っていても何回も値段交渉はしづらいものです。
なので二代目経営者の方、「切り出しにくい時は先代を!」、価格交渉で困った際に思い出してもらえたら嬉しいです!
値引きをされなければ利益が高く出る、値引きをされても得したように思わせれる。
最初の価格設定が高いと色々メリットがあるのかもしれませんが、
「もうこれ以上はできません!!」
と見積もりを持ってきてもらった方が楽なのに、と思ってしまいます。
それでも一度は値引きを頼んでしまいそうですが(笑)。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。