たねちゃんです。
5月末にとある業界誌から取材を受けた際に、キャリアの掛け算についてふとした気付きがあったので、今日はそちらについて紹介していきたいと思います。
「薬剤師×○○」のパターンには大きくわけて
①薬剤師に近しい分野での掛け算
②薬剤師と遠い分野での掛け算
③薬剤師を切り離した二面性
の3パターンになるのではないかという自論を以前ブログで書きました。
たねちゃんが「薬剤師×キャリアコンサルタント」の二足のわらじとしてブログを始めた3年前。
今ほど掛け算を謳う薬剤師の方もそう多くはなかったように思いますが、取材に来られた業界誌の方も最近では「薬剤師×○○」を見かける機会が増えたと仰ってました。
6月1日にオープンした「薬局×本屋」にも薬剤師のみならず、学生さんからも問い合わせ先や見学依頼をいただきました。
それだけキャリアの掛け算に興味を持つ方が増えているとも取れると思います。
そこでキャリアの掛け算を考える時、多くの人は①を選びがちな気もするのですが、ここに落とし穴がありそうだと感じました。
あなたが薬剤師の側面を活かせる分野で掛け算を考えていると仮定します。
「薬剤師」と運動、栄養や美容といった健康や体に関する分野は相性が良さそうです。
ではここで「薬剤師×栄養」で自分のキャリアを築いていこうとした時、あなた自身がなぜそれをするのか、本当にそれで満足できるのか、というのが問題になりそうだと思ったのです。
「薬剤師×○○」に興味を持つきっかけ、理由、背景は人それぞれです。
その中でも、「薬剤師以外の何かにもチャレンジしたい」好奇心からスタートしている方も多そうだと個人的には考えています。
そこには「薬剤師×○○」で自分の存在価値を見出したい、との欲求とも密接に関わりがあるはずです。
キャリアの掛け算によってアイデンティティを確立しようとしているのにも関わらず、相性やウケを考慮して「薬剤師」に寄せてしまうと、個性が台無しになってしまうのではないか、との恐れがあります。
もっと言えば、あとになって
「本当は薬剤師ともっと違う離れた分野で挑戦したかった…」
ともなり兼ねません。
それなら、「薬剤師×○○」を考える時点でもっと自由に想像するのをオススメします。
「『薬剤師×○○』で叩かれたらどうしよう…」
個人が特定されるような情報は伏せさせてもらいますが、その取材の際に、ある薬剤師の方の話題となりました。
たねちゃんは、素晴らしい取り組みをされている先生という認識で、他の方からみても好印象な薬剤師だろうと勝手に思っていました。
しかし、薬剤師会からバッシングを受けるような目にあったこともあるようだとお聞きして、がっかりというか、あの先生の取り組みでなぜ叩かれるようなことになるのか、全く腑に落ちませんでした。
何がいいたいのかというと、薬剤師に近い分野、それも王道のような行いをしても結局何かしらの批判は起きてしまいます。
もちろん薬剤師と遠い分野になればその分批判の数も増えるかもしれませんが、それを恐れて無理やり掛け算をしても、良いキャリア形成には繋がらないような気もします。
なので「薬剤師×○○」のキャリアをせっかく築こうとするなら、勇気も必要ですが自分の思うようにチャレンジしてもいいと思います。
とはいえ批判を受けるのも辛いのでなるべく避けるように、ブランディングの注意点も下記の記事を参考にしてください。
業界誌への掲載がいつかはわかりませんが、どうか批判の波が押し寄せてきませんように…。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
5月末にとある業界誌から取材を受けた際に、キャリアの掛け算についてふとした気付きがあったので、今日はそちらについて紹介していきたいと思います。
「薬剤師×○○」のパターンには大きくわけて
①薬剤師に近しい分野での掛け算
②薬剤師と遠い分野での掛け算
③薬剤師を切り離した二面性
の3パターンになるのではないかという自論を以前ブログで書きました。
たねちゃんが「薬剤師×キャリアコンサルタント」の二足のわらじとしてブログを始めた3年前。
今ほど掛け算を謳う薬剤師の方もそう多くはなかったように思いますが、取材に来られた業界誌の方も最近では「薬剤師×○○」を見かける機会が増えたと仰ってました。
6月1日にオープンした「薬局×本屋」にも薬剤師のみならず、学生さんからも問い合わせ先や見学依頼をいただきました。
それだけキャリアの掛け算に興味を持つ方が増えているとも取れると思います。
そこでキャリアの掛け算を考える時、多くの人は①を選びがちな気もするのですが、ここに落とし穴がありそうだと感じました。
近しい分野は相性いいけど、あなたは本当にそれでいいの?
あなたが薬剤師の側面を活かせる分野で掛け算を考えていると仮定します。
「薬剤師」と運動、栄養や美容といった健康や体に関する分野は相性が良さそうです。
ではここで「薬剤師×栄養」で自分のキャリアを築いていこうとした時、あなた自身がなぜそれをするのか、本当にそれで満足できるのか、というのが問題になりそうだと思ったのです。
「薬剤師×○○」に興味を持つきっかけ、理由、背景は人それぞれです。
その中でも、「薬剤師以外の何かにもチャレンジしたい」好奇心からスタートしている方も多そうだと個人的には考えています。
そこには「薬剤師×○○」で自分の存在価値を見出したい、との欲求とも密接に関わりがあるはずです。
キャリアの掛け算によってアイデンティティを確立しようとしているのにも関わらず、相性やウケを考慮して「薬剤師」に寄せてしまうと、個性が台無しになってしまうのではないか、との恐れがあります。
もっと言えば、あとになって
「本当は薬剤師ともっと違う離れた分野で挑戦したかった…」
ともなり兼ねません。
それなら、「薬剤師×○○」を考える時点でもっと自由に想像するのをオススメします。
「『薬剤師×○○』で叩かれたらどうしよう…」
個人が特定されるような情報は伏せさせてもらいますが、その取材の際に、ある薬剤師の方の話題となりました。
たねちゃんは、素晴らしい取り組みをされている先生という認識で、他の方からみても好印象な薬剤師だろうと勝手に思っていました。
しかし、薬剤師会からバッシングを受けるような目にあったこともあるようだとお聞きして、がっかりというか、あの先生の取り組みでなぜ叩かれるようなことになるのか、全く腑に落ちませんでした。
何がいいたいのかというと、薬剤師に近い分野、それも王道のような行いをしても結局何かしらの批判は起きてしまいます。
もちろん薬剤師と遠い分野になればその分批判の数も増えるかもしれませんが、それを恐れて無理やり掛け算をしても、良いキャリア形成には繋がらないような気もします。
なので「薬剤師×○○」のキャリアをせっかく築こうとするなら、勇気も必要ですが自分の思うようにチャレンジしてもいいと思います。
とはいえ批判を受けるのも辛いのでなるべく避けるように、ブランディングの注意点も下記の記事を参考にしてください。
業界誌への掲載がいつかはわかりませんが、どうか批判の波が押し寄せてきませんように…。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。