たねちゃんです。

先週土曜日オンラインのイベントに招いてもらいました。

薬剤師以外のキャリアについて、たねちゃんを含め4人であれこれ話したり、参加者からの事前にいただいた質問に答えたりと2時間では物足りないと感じたぐらい有意義な時間でした。


このイベントは上のツイートで示した方が進行を務めてくださり、導入部分も担当されました。

イベントのスライドは準備段階から拝見して、意見を募ったりもしていただいたのですが、特に秀逸だと感じたのが言葉の定義づけです。


実際のスライドがこちら↓。
20210205講演スライド一部
おわかりいただけると思いますが、この日のイベントではパラレルキャリアを「薬剤師以外を選択すること」と定義しています。


パラレルキャリアについてはブログを始めた初期に記事を書いていました。

上の記事によれば、パラレルキャリアとは本業を続けながら同時にそれ以外のことにチャレンジする、と仕事以外の活動も含むようなイメージで、厳密にいうと先ほどの定義づけとはニュアンスが異なると感じます。


このスライドがなく、パラレルキャリアは薬剤師以外のキャリアを選ぶことだよね~みたいな流れになったら、それってドラッカーの定義と違うんじゃないかと違和感を覚えていたと思います。

しかし、「薬剤師以外を選択すること」と定義して話を進めているのだと言われれば、わざわざ口を挟む必要はありません。


本来の意味と異なっていたとしても、「私は〇〇を△△と定義します」と断っておけばあくまで主観であるとのニュアンスも伝わります。

逆にこの定義づけを行わなければ異論を唱える人が出てきても仕方ありません。


前提を共有するという意味で、このスライドは非常に優れていると感じました。


たねちゃんはブログほどの更新頻度ではないのですが、他にもnoteでちょこちょこ投稿しています。

ちょうど今、自分の中で超大作ともいえる記事を作成している最中で、言葉の定義づけをしっかりと組み込みながら作成していたので共感を覚えたのかもしれません。


人によって解釈が若干異なるような曖昧なワードを発信側として用いる際には一旦定義を確認するのも有効だとたねちゃんは思います。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。