たねちゃんです。

不思議に感じるかもしれませんが、同じ問いかけでも響くタイミングが異なることがあります。
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例えば「このままでいいの?」とキャリアの見直しを促すような問いかけをしたとします。


一回目で電流が走るかの如く、衝撃を受けて行動に移すまではなかなかいかないでしょう。

何度か同じあるいは似たような問いかけで閾値に達するイメージが近い気がします。


先日、たねちゃんがコンサルをしている方との面談でまさにこのケースに当てはまりました。

問いかけは「明日死ぬとしたらどう思うか?」というものです。

たねちゃんブログのコアなファンなら、下の記事を思い出してもらえたと信じています(笑)

たねちゃん自身、本屋業界に切り込むきっかけになった原点です。

他にもキャリアを考えるにあたって葬儀の場面を思い浮かべるなど似たような問いかけもあります。


面談相手の方に以前にもこの問いを投げた時には、考えてはいるもののどこかピンと来ていない様子でした。

それがこないだの面談の中で再度この手の問いかけが必要そうだと感じ投げかけたところ、その時よりももっとじっくり、自分と向き合って考えているように見受けられました。


「自分発信で何かをしておけばよかった、と思いそう」


熟考を重ねた後、ようやく吐き出しました。


これまで色々な仕事に取り組んできたけれども、主体となって行えている取り組みが少ない気がする。

旗振り役となって何かに自分の人生を賭けてみたい。


前に同じような問いをしたにも関わらず、響き方が全然違うと感じました。


いつ響くかはわかりませんが本質的な問いかけは何度もする価値があるのだと学びが深まりました。

キャリアコンサルタントとしても一個人としても記憶に留めておこうと思います。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。