たねちゃんです。

「楽に働けると思っていたのに、こんなにきつい会社だと思わなかった…」


身近で似たようなセリフ、聞いたことがありませんか?
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そんなギャップの一つ、「リアリティ・ショック」について今日はご紹介します。


聞きなれない用語だと思います。

これは新たに入社した際などに起こる、期待と現実の差によって生じるギャップのことを指しています。



たねちゃんの経験だと、MRの時に感じたことがありました。

それは想像していたよりも内勤が多かったこと

一日にメールは何通も来るわ、社内用の提出資料は多いわ、おまけに経費精算はややこしいわといった感じで、こんなに内勤をするとは思ってもいませんでした。


ギャップが生じることによって、不満が生まれ、最悪のケースでは早期離職に結びつきます。

とは言え、思い描いていた部分とある程度の相違は仕方がないので、あらかじめ変化を受け入れる心持ちがまず必要だと思います。



ところでみなさんは全く変わらないという企業を、どこか聞いたことがありますか?


調剤薬局でも2年に一度は診療報酬改定の影響を受け、大きく業務が変わることもあります。

2016年度の改定ではかかりつけ薬剤師の制度が確立され、基準調剤加算の算定のためには開局時間を延長した薬局もあったりと、労働条件や業務にも様々な変化があったことと思います。



このようなギャップへの対策としては具体的に、変化がどの程度許容できるか?ということを就職活動や転職の際には考えておけばよいでしょう。

例えば


「ボーナスがここまで減ると厳しい」

「休みは今はこれだけと聞いているけど、最低月に2回は希望を聞いてもらいたい」

「残業は増えてもこれぐらいまでにしたい」



というように描いておけば、その範囲での変化は自分の中でも問題とはならないと思います。

逆に範囲を超えれば、モヤモヤ悩むというよりも自分が譲れないところなので転職しよう!といった決意に至りやすくもなります。



ここまでは労働者から会社へ対する不満について述べてきました。

そこで、自分は入社時と何も変わっていないのか考えてみてください。


「元々人事に行きたいと思っていたけど、現場にずっといたい」

「しばらく地方で働くと言っていたけど、やっぱり地元に戻りたい」



こういう気持ちの変化だってあるのではないのでしょうか。

そうなると会社だって、「聞いてた話と違う!」と言いたいかもしれません。


要するに経営者と労働者、お互いの擦り合わせが必要になってくるので、会社のことを悪くいうだけではなく、歩み寄る姿勢で提言してみれば会社の受け入れ方も変わってくるかと思います。


では今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。