二足のわらじ~薬剤師×キャリアコンサルタント~

医療・薬局業界、キャリア形成、会社経営などに関する情報をお届けします。 *本の紹介等広告を含む記事があります。

どうも、薬剤師×キャリアコンサルタントのたねちゃんです。
よければはじめにプロフィールをご覧ください。

カテゴリ: 医療・薬局業界

たねちゃんです。

勝手に恒例化されている日経の薬関連切り抜き記事。


今回は4/1から4/15までの前半の紙面からピックアップしました。

なお、個人的要チェックにはタイトル前に「★」をつけています。

それでは早速4/1の分から示していきたいと思います。

4/1紙面

・和歌山工場立ち入り、小林製薬「紅麴」で調査


4/2紙面

・がん免疫薬の効果予測


・「紅麹」で入院、157人に


4/3紙面

・消費者庁、機能性食品の制度再検証


・スギHDの25年2月期、純利益14%増


・<新年度業績を聞く>協和キリン社長「ROE10%達成、見送り」


4/4紙面

・「紅麴」流通、全都道府県に


4/5紙面

・「紅麹」情報共有2カ月遅れ


4/6紙面

・「紅麴」外部からカビ侵入か


・WHOパンデミック条約交渉、製薬技術の移転巡り難航


・「紅麴」健康被害、やまぬ不安


・佐藤薬品、自社ブランド「さとやく」


4/7紙面

・小林製薬本社で聞き取り


4/8紙面

★部長職外れても、リスキリングで道


4/9紙面

・<TODAY>ウエルシア、統合で規模追求


4/10紙面

・大正製薬、市販薬柱に成長狙う


・「紅麹」サプリ死亡、5人中3人に既往歴


4/12紙面

・小林製薬、主要健康食品の販売3~4割減


・機能性食品検討会、来週にも初会合


・富士フィルム、バイオ薬受託生産5倍


4/13紙面

・機能性表示食品の販売、「紅麴」問題で1割減


・第一三共、米工場に530億円投資


・アステラス、97%減益


・バイオ薬受託に1800億円



紅麴問題はすでに多くの報道がされている通り、ご存知の方も多いと思います。

そのためそれを外して今回★をつけた記事はエーザイのある社員の方のキャリアです。


MRとして大学担当、部長職を経験と輝かしいキャリアだけではなく、挫折も味わったと書かれています。

ここまでだとよくありそうな話にも感じますが、注目すべきは50代からの挑戦です。

資格取得のみならず、グローバル部門の配属に手を挙げて見事叶ったストーリーはある種の希望を与えてくれるように感じます。


他のも含めて気になった記事があればぜひ目を通してください。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

ようやく10回目となった日経の薬関連記事、今回は3月16日から3月31日の間でピックアップしました。


いつもと同じように個人的に読んでもらいたい記事には「★」をタイトルに付けていますのでよかったらこちらもご参考に目を通してください。

3/16紙面

・大塚製薬、共同開発を中止


3/17紙面

・医師との交際費開示、製薬企業に義務づけ


3/19紙面

・日本向け新薬開発費負担


・米ジェロン 2倍に急騰


・大正製薬HD、来月9日上場廃止


3/20紙面

・アリナミン製薬 森沢社長


3/21紙面

・武田、白血病薬に米で適応追加


3/22紙面

・ツルハHD、8%増益


・血液がんに薬効く仕組み解明


3/23紙面

・HIV薬、長時間効果が持続


・米子会社が傘下製薬の全株売却


3/25紙面

・富士通、創薬にも生成AI


・小林製薬、52社に「紅麴」供給


3/26紙面

・後発薬製造状況を公表、厚労省が6月から


・小林製薬の株価、ストップ安気配


・独、来月から大麻合法化


3/27紙面

・機能性食品全7000件を調査へ


・米運用大手、医療・ヘルスケア株に注目


3/28紙面

・「紅麴」問題拡大、大阪市が異例の処分


・オプシーボ度重なる薬価下げ、小野薬品社長「理不尽だ」


・<新年度業績を聞く>中外製薬、コア純利益「過去最高」


★ウーバー、処方薬を配送


3/29紙面

・マツキヨ「すっぴん」化粧品


3/30紙面

・「紅麹」問題 青カビ由来のプべルル酸が原因か


・小林製薬、「紅麴」健康被害800人に補償


・進退「今は考えていない」 小林製薬社長一問一答


3/31紙面

・小林製薬の検査、和歌山も


・小林製薬立ち入り、工場の衛生管理焦点



製薬企業の交際費に関しては疑問視されたのは随分と前のことでしょう。

敷地内薬局の締め付けを考慮すると、もしかしたら薬局を運営する会社は医師との交際費の上限を設けられたりする日が来たりするのでしょうか。


たねちゃんの勝手は妄想はさておき、ウーバーの処方薬配送の記事は影響が大きそうだと感じています。

紙面での扱いは小さかったものの、これが進めばオンライン服薬指導も加速していくかもしれません。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

9回目となる日経新聞の薬関連切り抜き記事です。


今回は3月1日から15日掲載分から抜き出しました。

いつもと同じように個人的に読んでもらいたいトピックにはタイトル前に「★」を付けています。


また以前アナウンスしましたが月10本までは無料で閲覧できるため、それぞれのリンクより登録してもらえれば会員限定記事もご覧いただけます。

3/1紙面

・武田の薬用植物園、市教委と連携


・創薬向け分析に有用な材料


3/2紙面

・ゾコーバのコロナ後遺症抑制研究


・AI駆使の創薬、米で活況


3/5紙面

・塩野義など、マラリア薬候補発見


・塩野義製薬コロナ薬「ゾコーバ」通常承認を了承


・住友ファーマ、米子会社400人削減


3/6紙面

・感染症対応で治療薬開発計画見直しへ


・医学アプリ、治療薬情報など拡充


・塩野義「ワクチン事業本部」設立


・グロース企業が黒字転換


3/7紙面

・エーザイが米新興に22億円出資


・武田、潰瘍性大腸炎の治療薬の生産3倍に


★アインHD株、オアシスが9.6%


3/8紙面

・塩野義のHIV薬、4ヵ月に1回で効果


・胃酸抑制剤の長期服用、胃がん発症リスク上昇


・米バイキング、上場来高値圏


3/10紙面

・経営統合のツルハとウエルシア、「稼ぐ力」向上が急務


・ノボノルディスク、時価総額テスラ抜く


3/13紙面

・製薬の時価総額5.8兆ドル


・バイオ医薬品 患部に「直送」


3/14紙面

・大正製薬、内臓脂肪減らす市販薬を来月に発売


3/15紙面

・アルツハイマー治験開始 遺伝型の「家族性」で



アインHDの株式に関する記事は紙面では小さな扱いでしたが、オアシス・マネジメントが大量保有というところでピックアップしてみました。

こちらは香港の投資ファンドで、ツルハHDの株主として昨年に会長職の廃止などを株主総会で提案し話題にもなりました。


またツルハHDといえば、前回の日経切り抜きでも取り扱い今回も記事があったようにウエルシアとの統合も控えています。

このようなファンドと大手各社の動きは要チェックかもしれません。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

先日同級生が社内選考に落とされたという話を又聞きで耳にしました。


それも昇進というほどのハードルではなくどちらかというと雇用の見直しぐらいの観点で、普通の感覚でいえば弾かれる類いではありません。

30代後半にもなると扱いが変わってくるのだとひしひしと感じました。


こないだ「中年の危機」を題材にしました。

「このままでいいのだろうか?」との問いは、人生一度きりなのに後悔しないだろうかとの考えもあれば、そもそもこの先の人生が大丈夫だろうかとの観点もあると思います。

変化の激しい時代にあまり先ばかり考えても無駄だという人もいるかもしれませんが、自由気ままのノープランだと上の同級生のごとく、ある日思ってもいなかったところでつまずく未来もありえます。


では後者の観点、人生の不安を感じたらどのような備えをしておけばいいのでしょうか?


上の記事でも紹介したキャリアブレイクに関する書籍のトークイベントに出向きこういった疑問をぶつけたり、経営者の方に相談したり自分で煮詰めたりしてもほとんど有用な手立てはないとの結論に至っています。

なぜなら年齢の要素があまりに大きいからです。


あなたが薬局経営者だとして、70代の経験者と新卒未経験だとどちらを採用したいでしょうか?

急ぎで経験者がほしいなどと状況にもよりますが、何も要件も加味せず単に採用するという目線だけで考えたら多くの方が経験がなくても新卒だと回答することと思います。


これが30代40代ならまだしも、50代になると地域によっては年齢だけで厳しい目を向けられるのが現実です。


若さがなくてはどうにもならないと否定的な主張を伝えたいわけではありません。

たねちゃんも年齢を重ねてきて、先が読みづらい中でどうやっていこうかと頭に過る機会が増えたからこそ思考を巡らせ、そして年齢の影響を改めて思い知りました。


一方で全く何も準備ができないのではなく、一部年月を重ねて得られるものがあるとも整理がつきました。


体力的にバリバリといかなくても先ほどの70代経験者が法務やコンプラ系に長けており、数十店舗の体制整備を構築し直した経験が直近にもあったなら、必要とされ方が違うのではないでしょうか。


つまりどのような経験を積むかというのは対策の一つになると考えています。

歳をとっても市場で価値のある存在になりたいのであれば、年月をかけてこそ得られる経験に焦点を当てるのも有効かもしれません。


2月19日の日経新聞一面見出しは郵送で行われた調査結果の発表でした。

「何歳まで働きますか?」との問いに70歳以上と回答した割合が最多だったみたいです。

ただ記事中で意向はあってもリスキリングの意欲は高まっていないと指摘されていました。


前々回に投稿した副業などのチャレンジの記事が、ここにも当てはまりそうな気がしています。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

第8弾となる今回は2月16日から2月29日までの薬にまつわる日経新聞の記事をピックアップしました。

いつもと同じようにたねちゃんの独断と偏見で読んでもらいたいものには「★」をつけています。


早速2月16日掲載分から、と言いたかったのですがその日の関連記事がなかったため2月17日の分から紹介していきます。

2/17紙面

★薬の不足情報、ウェブに公開


2/18紙面

・世界株4割、昨年来高値


2/20紙面

・アステラス、居住地自由


・小野薬品、AI創薬で米社と契約


・[社説]肥満症薬は「やせ薬」ではない


2/21紙面

・大塚製薬、引きこもり支援にVR活用


・妊婦死亡率、日本の65倍


2/22紙面

・厚労省、医療広告指針を改訂


・スイス・ノバルティス 昨年末比7%高


・肥満症薬1ヵ月4万円、ノボが新薬


2/25紙面

★ツルハとウエルシア経営統合


★ドラッグ店、メガ化一段と


2/26紙面

・市販薬乱用、若者むしばむ


・製造業の国内回帰


2/27紙面

・ADHD治療アプリ、塩野義が申請


・ツルハHD株、一時14%高


・マツキヨココ松本専務「寡占化避けられない」


2/28紙面

★スギHD,調剤薬局I&Hを買収


・薬の副作用、チャットで自動確認


2/29紙面

★ツルハ・ウエルシア経営統合へ


★ドラッグ店、狙うはアジア



今週業界にとって大きなニュースは間違いなく大手の動き2点でしょう。

今年度の診療報酬改定に加えて立て続けにビッグニュースが飛び込んでくるとさすがに変化の波を感じざるを得ません。

弱小企業の経営者としてもどのような手を打つか、これまで以上に考えなくてはと焦りを感じています。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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