二足のわらじ~薬剤師×キャリアコンサルタント~

医療・薬局業界、キャリア形成、会社経営などに関する情報をお届けします。 *本の紹介等広告を含む記事があります。

どうも、薬剤師×キャリアコンサルタントのたねちゃんです。
よければはじめにプロフィールをご覧ください。

カテゴリ: キャリア形成

たねちゃんです。

今日は習慣の力について記事を書こうと思います。


よくキャリアの相談の際にこのようなフレーズを耳にします。


「興味はあるけど本当にしたいのかわからない」


何かに取り組む上でやりたいかやりたくないかは大事な要素に違いありません。

ただ自信をもってやりたいとまでは言い切れないけど興味はあって、それでも時間をかけたり頑張れるかどうか不安だという温度感もイメージも多分伝わることでしょう。


たねちゃんとしてはちょっとやりたいぐらいの事柄、すなわち種蒔きの段階に手を付けてある程度の力を注ぐのに日々何かの習慣を続けている継続力は役立つと感じています。


「新しくやろうとするのにこれまで続けている習慣がいきるってどういうこと?」


例えばあなたがフルマラソン完走に関心を持っているとしましょう。

規程時間内に走り終えようとするのならよほどの下地がない限りは相応の練習、下積みが必要です。


腰が重い人は強制感がなかったりすると、本当にフルマラソンを完走したいかどうかと自分に問いかけだしたり、メリットデメリットは何だっけ?と立ち止まって考えたりしがちです。

そして大半は思考を巡らせている内に面倒になって気持ちが萎んでしまいます。


ここで本題の習慣の話です。

日々何かを続けられる習慣がベースにあったとしたら、多少の負荷がかかりそうなことでもこれぐらいならできるだろうとスタート台に立ちやすくしてくれると感じています。


当然ながら目的がある方がいいのですが、実際に動いてみて目的が後付けになって出てきたり、過去の行動の意味づけ、捉え方が変わったりもするものです。


今でこそ出版業界をどうにかとの思いが固まっていますが、書店員歴も業界知識もないのに最初からメラメラ燃えていたはずもありません。

それに今、ちょっとした興味から毎日コツコツと積み上げていることがあるのも色んな習慣を守れてきたからこそ踏み切れたのだとふと思いました。


継続力は自分にフィットする、しっくりくる目的が見つかった際にはより加速させてくれます。

公言できるほどのしたいことが見つかっていないのなら目的を探るのもよし、健康や知識のアップデートといった全般的に役立つことに気を配るのもいいと思います。


くすぶっている方は1日5分でできることや週に一度まとまった時間がかかるタスクなどまずは地道に続けてみてはいかがでしょうか。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

先日同級生が社内選考に落とされたという話を又聞きで耳にしました。


それも昇進というほどのハードルではなくどちらかというと雇用の見直しぐらいの観点で、普通の感覚でいえば弾かれる類いではありません。

30代後半にもなると扱いが変わってくるのだとひしひしと感じました。


こないだ「中年の危機」を題材にしました。

「このままでいいのだろうか?」との問いは、人生一度きりなのに後悔しないだろうかとの考えもあれば、そもそもこの先の人生が大丈夫だろうかとの観点もあると思います。

変化の激しい時代にあまり先ばかり考えても無駄だという人もいるかもしれませんが、自由気ままのノープランだと上の同級生のごとく、ある日思ってもいなかったところでつまずく未来もありえます。


では後者の観点、人生の不安を感じたらどのような備えをしておけばいいのでしょうか?


上の記事でも紹介したキャリアブレイクに関する書籍のトークイベントに出向きこういった疑問をぶつけたり、経営者の方に相談したり自分で煮詰めたりしてもほとんど有用な手立てはないとの結論に至っています。

なぜなら年齢の要素があまりに大きいからです。


あなたが薬局経営者だとして、70代の経験者と新卒未経験だとどちらを採用したいでしょうか?

急ぎで経験者がほしいなどと状況にもよりますが、何も要件も加味せず単に採用するという目線だけで考えたら多くの方が経験がなくても新卒だと回答することと思います。


これが30代40代ならまだしも、50代になると地域によっては年齢だけで厳しい目を向けられるのが現実です。


若さがなくてはどうにもならないと否定的な主張を伝えたいわけではありません。

たねちゃんも年齢を重ねてきて、先が読みづらい中でどうやっていこうかと頭に過る機会が増えたからこそ思考を巡らせ、そして年齢の影響を改めて思い知りました。


一方で全く何も準備ができないのではなく、一部年月を重ねて得られるものがあるとも整理がつきました。


体力的にバリバリといかなくても先ほどの70代経験者が法務やコンプラ系に長けており、数十店舗の体制整備を構築し直した経験が直近にもあったなら、必要とされ方が違うのではないでしょうか。


つまりどのような経験を積むかというのは対策の一つになると考えています。

歳をとっても市場で価値のある存在になりたいのであれば、年月をかけてこそ得られる経験に焦点を当てるのも有効かもしれません。


2月19日の日経新聞一面見出しは郵送で行われた調査結果の発表でした。

「何歳まで働きますか?」との問いに70歳以上と回答した割合が最多だったみたいです。

ただ記事中で意向はあってもリスキリングの意欲は高まっていないと指摘されていました。


前々回に投稿した副業などのチャレンジの記事が、ここにも当てはまりそうな気がしています。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

あなたが起業や副業の相談を受けた際、その相手から時間もお金もなるべくかけたくないと言われたらどのように感じますでしょうか?


それでは実現しそうにないと思われた方が多分大半を占めるでしょう。

極端に書けばそりゃそうだよねとわかるのですが、時間もお金もかけたくないとストレートに言われなくても間接的に似たような表現で聞くことが度々あります。


ある後輩薬剤師は薬剤師以外で自分のやりたいことに挑みたいと随分と前から言っていました。

ただいざ何かをしているかというとなかなか行動にも移さず、時間もお金も割く気がないと誰かから指摘を受けてもおかしくはないだろうと思うよりになり、結局のところ今のスタンスでは無理があると伝えたのが先日の出来事です。


キャリアコンサルタントの立場として無理だとかできないとは言わないよう心掛けています。

理由としてはたねちゃんのスタンスとして寄り添いながら走り、その背中を押す役割だと考えているからです。


そんなポジションにいながら歩みを止めようとするのは違うと思いますが、だからといって現実から目を背けるのも違うはずです。

なのでたねちゃんはたまに荒療治的にこのままでは厳しいとはっきり言ったりもします。


成果が現れないのもよくないし、モヤモヤと立ち止まっているだけだと後悔にも繋がりかねない、良くないことだらけです。


基本的に何かをしたいと思ったなら前提としてお金か時間をかける必要があると理解しておいた方がいいと伝えたいのが今日の趣旨です。

当たり前も当たり前なのですが、時間かお金をかけているか?と問ってみれば一目瞭然です。


昨年の8月にも経営者の面からかなり似た内容を投稿していました。

それでも今回改めて書きたいと思ったのは上の後輩の事例から経営者に限らず、副業などの新しいチャレンジ全般に当てはまると感じたからです。


加えていうなら全くでなくとも少しの負荷、負担ぐらいで何でもかんでも成し遂げられていたら、やりたいことを仕事にしたいなどとの悩みはこれほどまでに広がっていないのではないでしょうか。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

去年記事にした「中年の危機」がたねちゃんにも到来したように感じる今日この頃です。

簡単にいうと早ければ30代中頃から40代に訪れる葛藤を指します。


「自分の人生はこのままでいいのだろうか」


上の記事の通り、このような悩みを抱えている友人が多くなったと思います。

それは薬剤師といったたねちゃんの同業に限った話ではありません。


中年というのは同じ仕事を続けていれば10年選手には差し掛かっています。

経験は十分積んでいるともいえるでしょう。

しかし裏を返せば一本で来た分、他の業界の知識や経験は乏しかったりもします。


VUCAの時代とも呼ばれる現代では培ってきたスキルが役立たなくなるのも全然あり得る話です。

それ故に40代よりも早く不安を覚える傾向にあるのかもしれません。


前置きが長くなりましたが今日はその中年の危機を感じたら、それを行動の一歩目、原動力にしてはどうかとお伝えしたいと思います。


行動の原動力は様々な切り口から紹介されています。

マズローの欲求説が用いられていたり、ピグマリオン効果といった心理学を引用した説明、またモチベーションを使った記事も見かけました。

上のURLの先にモチベーションの種類が4つあると述べられていてその一つに「不安」が書かれています。


「このままが続いたら…」と感じるということは、何かしら不安に思っているとも言い換えられるのではないでしょうか。

それならば避けるのではなく不安に向き合い、「このままだと良くない!だからやろう!」と振り切ったほうが充実した時間を過ごせると思います。


今キャリアブレイクという、キャリアの中断に関する書籍を読み進めています。

ストレートな道だけなく、十人十色でいろんな回り道や曲がった道を紆余曲折した結果、納得感のあるキャリアにたどり着いた人たちもいます。そんな人たちは、今のキャリアが正しかったかどうかは分からない、ただ、納得していると教えてくれます。

*本書99ページより引用
自分自身の人生を満足したものにするには正解不正解も時には大事かもしれませんが、納得できるかどうかは重要だと考えています。


心が折れそうになったある朝、このままでいいのかと自分に問いかけて何とか奮い立たせれたので記事にしてみました。

しない後悔を味わうよりもとにかく手を動かそうと思います。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たねちゃんです。

今日は行動目標を立てる際のポイントを紹介させてもらいます。


例えばあなたが今年1月から始まった新NISAに興味を持っているとします。
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感度が高ければ「新NISAを始める」というのが行動目標になるでしょう。


では違う事柄として、グリーントランスフォーメーションにも関心があるとしたらどうなるでしょうか?


「ん?そもそもグリーン何とかって?」


気になった方はこちら↓をご覧ください(笑)

簡単にいうと環境問題への対策で、GXとの表記をよく見かけることと思います。

ではGXについてどう行動しようかと考え、「GXについて調べる」との行動目標を立てたら先ほどの新NISAと比較して具体性が落ちるように感じませんでしょうか?


あなたも感じた通り、調べるといってもネット記事に目を通すのから読書、セミナー参加といった深い知識を得ようとするまで様々です。

そのため抽象度が高そうに思える行動目標については、「行動した結果どうなっているのか?」「行動したその先は?」と追加で問いかけてみるのが良いと思います。


上の「GXについて調べる」に当てはめるとGXを調べてどうなっているのか、行動したその先はどうするのかを考えると、調べてSNSの発信ネタにするのも考えられるでしょうし、管理職の方だと朝礼や話の小ネタに使えるかもしれません。


もし新年の目標を立てた際に「〇〇を見直す」「〇〇を調べる」などとふわっとした事項があるなら今のうちにブラッシュアップしてはいかがでしょうか。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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